
歯医者さんが全国でコンビニエンスストアより多いのをご存ですか... !?
私のオフィス周辺にもあちらこちにあって競争は熾烈で、いつの間にか消えている医院もあります。
「持っていればメシが食える資格」も時代と共に、医師でさえも変わってきたようです。
40代50代から再就職や転職を考えた時に「資格や検定」の肩書に頼ろうとする人が多くいますが、この歳から取れる資格で役立つものは人手不足が深刻な介護職くらいでしょうか...
40代後半、50代男性で再就職で求められているものは「人生経験」と「品格」なのであります。
【 目 次 】
1、資格や検定には罠もある...
2、男の品格とは...
3、簡単チェック!
4、40~50代でも歓迎の転職サイト
【1、資格や検定には罠もある... 】
私が大好きでよく行くハンバーグ店のオーナーシェフは「調理師免許」を持っていません。
持っているのは「食品衛生責任者」の資格で、これを持っている人がお店に一人いれば誰でも料理を提供するお店ができます。
「食品衛生責任者」は講習を受講するだけで誰でも簡単に取れるので、料理人として働いたりお店を出すのが目的ならば「調理師免許」は無くても大丈夫なのです。
なのに将来、料理人をめざす多くの若者が「調理師免許」を取得するため、調理師専門学校(養成施設)に250万円とか大金をだして通うのです。
ここを卒業すると試験免除で取得ができるからです。
どうしてこんなことが起きているかと言うと、「料理の仕事に就くには調理師免許が必要だ」と多くの人が勘違いしているからです。
千葉県にある調理師専門学校のHPには「調理師免許を持っていないとできないという仕事はありません」と正直に書いてあります。
このように持つ必要がないものでも「資格制度」を上手に使って、あたかも「必要、役立つ」的に誘導されているのです。
これと同じことが言える「資格、検定」は山のようにあり、受講料や受験料が目的であって仕事を紹介することもなく、何の効力もない認定証だけ渡して、本人の自己満足の世界で終わるものがほとんどなのです。
そんな、今から取れる資格に目を向ける前に「これまでの人生経験を上手にアピール」するだけで再就職、転職が有利になるのです。
【2、男の品格とは... 】
私は49歳の時に失業して50代で再就職し、その後2度の転職に成功しています。
その時の経験から「過去の肩書や業績」は、この歳からの再就職にほぼ役立たたないことが分かりました。
日本人が再就職する際に重要視する要素の上位に「職場での良好な人間関係」があります。
これは雇う側も同じで、特に40代後半50代ともなれば、これができることは最低条件となります。
新しい職場が求めるものは、これまでの経験から得た「コミュニケーション力」と「この年代にしかない魅力と品格」であります。
【1、魅力のある人とは】
「周りの人に配慮や心づかいができる優しい心の持ち主」
【2、品格とは】
「普段の生活から自分自身に恥じることのない、生き方からにじみ出る人間性(姿勢)」
今日、明日で簡単に身につくものではありませんが、日々のちょっとした言葉や行動の心掛けによって修正することができます。
私も49歳で失業した時、不機嫌に振舞っていた過去の自分を反省し現在まで心掛けています。
こうした日々の心掛けにより表情もよくなり、だんだんと「見た感じ」もよくなっていきます。
こうして「にじみ出る品格」は面接官も感じ取り、過去の肩書や実績を自慢するより、はるかに効果的なのです。

【3、簡単チェック!】
ではここで日々のちょっとした心得や行動、言葉から修正できる「品格の向上」簡単なチェックリストを用意しましたのでどうぞ!出来ていればOKです!
【1】☑ 身なりを整え、清潔を心掛けている(爪、髪、服装、靴など)
【2】☑ 笑顔や上機嫌に振舞い、周りの人に配慮している
【3】☑ 自分の名前や住所、字はいつもていねいに書いている
【4】☑ 誰も見ていないからいいや...という発想をしない
【5】☑ 自慢話や自分のことは極力話さない、聞く側になる
【6】☑ クレームを言わない
【7】☑ レディーファースト(年配者や子どもにも)を心掛けている
いかがでしたか? ここで【4】の「誰も見ていないから...」ですが、私が副業で所属している芸能プロダクションのオーディションでは、演技力や歌唱力といった実力だけではなく、休憩中や待ち時間の振る舞い方や、駅からの来るまでと帰り方までチェックされ評価対象になっているのです。
いわゆる普段している何気ない行動から、その人の人間性を判断でき「ここぞという時にボロが出る」ことがあるのです。
【4、まとめ 】
「資格」についてですが、国内3大資格と言われていた「医師、弁護士、公認会計士」でさえ様子が変わってきているようです。
最近では、多くの中小企業や個人事業主が会計事務所に依頼することはなく、クラウド上の「freee」や「弥生会計」で済ませています。
毎月の顧問料より格段に安く、簡単で使いやすいから当然です。
いわゆる「持っていればメシが食える」と言われていた資格でさえ、危うい事態に遭遇しているのです。
これから取れる資格で求められているものがあるとしたら、深刻な高齢化社会が進む日本では、この2つではないでしょうか...
「介護職」=追いつかない深刻な人手不足
「二種免許」=移動手段に欠かせないものであり、人手不足による公共交通機関(バスなど)の減少が進む
タクシーを呼ぶのにスマホの配車アプリで呼ぶ時代になりました。
これまでは運転手さんの「評価」をすることが簡単にできなかったのですが、配車アプリでは降車後にアプリ内で評価をつけることができます。
「良い、悪い」はデータベース化され、配車時にタクシー会社を指名することもできて、各社が接客の向上に努めているのです。
人は必ず自分以外の他人から評価をされます。
なんでもそうですが、良い結果を出すのには昨日、今日だけのの努力ではなく日々の積み重ね、心掛けなのです。
男の品格とは「自分自身に対する恥じることない続ける姿勢」から身についてくるのです。
必ず再就職、転職の役に立つことでしょう。

【5、40~50代でも歓迎の転職サイト 】
49歳の時に失業して約3ヶ月後にタクシー運転手として人生の再出発をしました。
それから50代で2度の希望会社への転職に成功をするまで、登録した転職支援サイトは約20以上、応募社数は約200社前後だったでしょうか。
とにかくあきらめない!できるだけ多くのサイトに登録して、できる限り多くの会社に応募をするというシンプルな方法をくり返すのです。
実際に私や、50代からの就職と転職を成功した経験者たちが使った、おすすめの転職(就活)サイトを紹介!
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【介護職専門・かいご畑】
数ある介護職専門サイトから厳選しました。
無資格、未経験でもOK。介護資格を持っていなくても、就業が決まった場合は介護資格講座の受講料が0円で受けられる。
無資格でも、働きながら資格取得&スキルアップを応援してくれます!
厚生労働大臣認可の介護就職支援センターです。
【タクシー専門求人サイト・転職道.com 】
マッハスピードの転職ならこの業界!
私が失業後に最初の就職を決めたサイトがここです!
タクシー業界はコロナ過大打撃を受け多くの乗務員が退職しました。
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【福岡転職ドットコム】
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「就活を続けていくステップ」としての登録をおすすめします。
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