
【おすすめできるよかった点/求人サイトも紹介】
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50代でのタクシードライバー転職で私が感じた、ただ一つだけ大変だったのが「二種免許最終学科試験」でした。
タクシー求人専門のサイトから応募、面接、入社、研修とスムーズな流れで進みましたが、研修途中の二種免許取得で最後の試験場での学科試験でつまずきました...
一度目は落ちて、なんとか2度目で合格できましたが正直に言ってナメていたのが現実であります。
私の二種免許取得で苦労した点を紹介、少しでもお役に立てたら幸いです。
当時私がお世話になった「タクシー専門求人サイト」も紹介!
【1、二種免許所得までのスケジュール 】
二種免許とは簡単に言うと「有料でお客さんを運ぶのに必要な免許」であります。
タクシー、路線バス、観光バス、運転代行業などの業務に必要となります。
求められていることは「プロドライバーとしての社会的自覚と責任、模範となる安全運転」といったところでしょうか。
一度取ると「永遠もの」なので、仮に離職しても「再就職しやすい」というのがいいところでもあります。
タクシーへの転職の場合は、ほぼ全ての会社で二種免許取得費用は負担してくれますが、〇年以内に退職した場合は取得にかかった代金(教習所代金約20万円) は返金しなくてはいけないので必ず確認しておきましょう。
応募から入社、免許取得までのスケジュールを確認しておきましょう↓↓
①サイトなどを通じて応募→ ②会社説明会・面接→ ③内定・健康診断→ ④入社式→ ⑤研修(約10日間)→ ⑥二種免許教習所→ ⑦試験場試験
二種免許教習所はほぼ会社指定の教習所で、教習期間は自宅と教習所の往復のみとなり、この教習所期間もほぼ ‟お給料が発生” しています。
約10日間で技能教習21時間、学科教習19時間を受けて卒業検定、そして最後は試験場で学科試験です。
下の図を参考↓↓

教習所での技能教習は思っていたほどむずかしくはありませんでした。
運転が好きではなかった私や、決して上手とは言えない同期の女性でも、一回で卒業検定に合格できました。
ここを卒業したら次は、試験場での学科試験です。
【2、二種免許学科試験攻略ポイント! 】
本免学科試験は制限時間50分で、正誤判断のマークシートで文章問題90問各1点と、イラスト問題5問各2点の100点満点の90点以上で合格となります。
普通免許の時に勉強した一種(一般)が約7~8割で、残りの約2~3割が二種の新しく学んだ専門知識の問題が出されます。
ここでまず辛かったのが、もう30年以上も前に取った普通免許の「一種(一般)の基礎知識の復習」です。
ふだん運転しててもほぼ見かけないような「標識や道路表示」、やったことのない「けん引方法」や自動車の種類による「最大積載量」など忘れていることばかりを、もう一度ほぼ始めからやり直すのです...どのくらい忘れているか例題をやってみましょう↓↓
【一種問題例1】最大積載量2トンの自動車は、普通自動車に分類される
答え✕ 2トン以上4.5トン未満は、準中型自動車
【一種問題例2】最大積載量4トンの貨物自動車は次の標識の道を通行してもよい

答え〇 最大積載量5トン未満の貨物自動車は通行できる
はっきり言ってむずかしいですよね。
私が一度目の試験をしくじった理由に、上の‟例題1と2” の「自動車の種類」の勉強を完全にさぼっていたからです。
◆攻略ポイント① 一種/自動車の種類◆

※出題される比率は少ないのですが、必ず出るので上の表を使って復習しておきましょう。
◆攻略ポイント② 一種/標識と標示◆
出題される比率は10問前後なので、絶対に復習が必要なポイントです!
ふだんあまり見かけない標識や道路にペイントされている指示標示は、忘れているのが多いです。
【一種問題例3】この標識がある場所では、歩行者と自転車以外の車は通行できない

答え✕ 自転車専用なので歩行者も通行できない
標識や道路にペイントされている標示は、まぎらわしい似たようなデザインが多く色や補助板にも注意が必要です。
「自動車の種類と同様」に、暗記することでクリアできますので、がんばってください!
◆攻略ポイント③ 5問あるイラスト問題(各2点)◆
91問目から95問目に出てくるイラスト問題は一つのイラストにつき3つの設問があり、一つでも間違えると2点にならないのがきびしいです。
このイラスト問題は、自分が運転している時の目線で出題され「危険を予測した運転」が想定されています。
イラストの場面の時に「どのように運転すれば安全か、どうすれば危険を回避できるか」などを問うものです。
一つ例題をやってみましょう↓↓
【イラスト問題例 】時速40キロで走行中、どのようなことに注意しますか?

設問① バスの前を歩行者が横断するかもしれないので、すぐに止まれる速度で側方を進む
設問② バスのかげで対向車の有無がわからないので、前方の安全が確認できてから側方を進む
設問③ バスを降りた人がバスの前を横断するかもしれないので警報器を鳴らして側方を進む
答え① 〇 ② 〇 ③ ✕ (警報器な鳴らさないですぐに止まれる速度で進む)
※そんなに難しくはありません。ポイントは「~かもしれない、見えない危険を予測する、安全第一」を意識して回答することです。
◆攻略ポイント④ 路線バス問題を攻略◆
二種の専門問題は約25問前後、全体の2~3割程度が出題されます。
タクシー乗務員の場合は「普通第二種免許(定員10人以下の貸切り)」があればよいのですが、どうゆうわけか二種学科試験では、路線バスなどの大型二種についても同時に勉強しなくてはならないのです。
では路線バス関連にどんな問題があるのか見てみましょう↓↓
【二種問題例1】夜間走行中の路線バスは、旅客がいない場合でも室内灯を消してはならない
答え〇 客が一人もいなくても点灯しなければならない
大型路線バスについての出題は5問前後あるので無視はできませんが、教習所の学科で組み込まれているのでしっかり暗記しちゃいましょう。
【攻略ポイントのまとめ】
①「自動車の種類」をしっかり復習 出題率3~5問
②「標識・標示」をしっかり復習 出題率10問前後
③「イラスト問題」安全第一を意識して練習問題をたくさんやろう 5問(各2点計10点)
④「大型二種」路線バスもしっかり勉強、暗記 出題率3~5問
※教習所には自由に使える「模擬テスト」のパソコンがあるので、待ち時間や教習の前後に何度も練習することをおすすめします。
これからタクシー転職を考えてる方におすすめの専門サイトを紹介!
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【4、50代でもこんなにある!他業種の転職サイト 】
タクシーへ転職して間もなくしてから、他業種で50代でも歓迎してくれる会社や転職サイトがまだあるのでは?と思い探し始めました。
もしかしたら私と同じような境遇か、これからやもえない失業をしてしまう同世代の人たちに情報を発信できないかと思ったからです。
調べていくうちにと、40~50代やシニアでも歓迎してくれる会社求人や転職サイトがたくさんあることが分かってきたので、このブログサイトを立ち上げて、情報の発信を開始!同世代の方々に少しでも役立てたら幸いです。
実際に私や、50代からの就職と転職を成功した経験者たちが使った、タクシー以外のおすすめの「就活・転職サイト」を集めましたので、参考にしてみてください!
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【地方都市の専門転職サイト・リブライト】
【 あなたの地元・地方に特化した専門就職・転職サイトです!】
このサイトの対象者は男女~50代後半までと幅広く、地元に戻って転職したい方、現在住んでいる地方都市でなかなか仕事が見つからない方におすすめのサイトです!
登録後は担当コンサルタントから手厚い支援が受けられ、入社条件交渉まで徹底サポートしてくれる!
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