【ざんねんな派遣】現役社員が内部を明かす「脱出作戦開始!」

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「ざんねんないきもの辞典」、この大ヒットシリーズ本を読んだことがある人も多いでしょう。

「くすッ」と笑えて、大人も楽しく読めるのでおすすめです。 

 

この辞典にでてくる動物たちは、人間とは違う「変った生き方」「体の仕組み」などをおもしろおかしく紹介しているだけであって、決して ‟ざんねん” ということではないのです。

 

今回の記事のタイトル ‟ざんねんな派遣”「派遣なんて✕(バツ)です」ということではありません。

派遣法による就業制限などを知ってもらいたいのと、いつかは抜け出そうと思っている人たちの背中を押して上げたいという思いであります。

 

又、派遣先、派遣元の本音や対応にも ‟ざんねん“ なことが多くあり、内部事情も知っておくとよいでしょう。

 

 

現在は都内の大手派遣会社の社員として勤務をしており、週末はこの執筆活動をしております。

そんな私の「現役の派遣会社社員 + 派遣スタッフ経験者」としての知っていること、思っていることをお話しします。


【 目 次 】

 

1、派遣の種類、就業期間制限を知っておこう

 

2、ざんねんな派遣先

 

3、派遣スタッフは?

 

4、ざんねんな派遣元

 

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【1、派遣の種類、就業期間制限を知っておこう 】

 

派遣の働き方は、主に2つの方法があります。

 

一つ目は、自分の本業や学業、家族の都合などにあわせて稼働できる「1日単位の短期派遣(スポット派遣とも言う)」です。

 

よくあるのが、物流倉庫内でのピッキング・仕分け・梱包など入出荷の補助作業や、イベントでの導線誘導やグッズ販売、スーパーでの販売促進などです。

倉庫内派遣は年齢や性別、経験などの制限 (本来はあってはいけない) があまりないため、日勤帯での軽作業は倍率が高く希望しても入れないことが多くあります。

 

私が当時よく稼働していたのは都内大手スーパーなどでの、試食販売 (男性もやります) や陳列補助、補充といった店員さんのような仕事で、少々の接客経験や清潔感、感じの良さなどが必要とされていたため、倉庫内派遣に比べて時給も1.5倍くらいでした。

 

もう一つの派遣の働き方に常勤(長期)」という就業方法です。

同じ職場(オフィスや構内)で週4~5日、だいたい3~6ヶ月以上の契約勤務で自動更新が多く、派遣としての稼働を本業として安定的な仕事を長期で確保できるのがこの「常勤派遣」です。

 

主な2つの派遣の働き方↓↓

 

短期派遣 = 1日限りのお仕事で本業や学業があり休日や空き時間を利用

 

常勤派遣 = 本業として同一の現場・オフィス(事業所単位)で稼働

 

 

常勤としての派遣でも、事業所単位(同一の現場や部所)での派遣期間は派遣法で最長で「3年間」と定められているます。

いくら長期とはいえ3年後には必ず、ちがう派遣先か、全くちがう部署 (例⇒経理部から総務部) に移らなくてはいけません。

 

これを「抵触日」と言います。

この3年という期間はいわゆる派遣先企業が「正規雇用促進のための準備期間」として、国から予期間3年を与えられている」ということなのです

これは国が理想としている「いつかは国民全員が正規雇用」の考えの一環であり、「正規雇用をもっと進めてね」遣は一時的なつなぎですよ」と言われているのです。 




【 2、ざんねんな派遣先 】

 

しかしながらそのように考えている派遣先企業はほぼないと言えるでしょう。

とくに物流企業では、季節変動による物量の増加や、大手ネット企業のSALE期間中だけの増員など、「一時的なお手伝いさん」として、都合よく派遣会社を使いまわしているのです。

 

「ざんねんな派遣先企業...」

 

このような派遣先があるのは現実で、この先も当分の間、同じことが繰り返されるでしょう。

しかしながら、今はこの循環でお互いが成り立っているのが現実であります。

 

これに対して国としては、派遣スタッフ側にも「就活がんばって正社員になりなさい」と言っているのです。

お分かりのとおり、私たち派遣会社は、派遣スタッフたちの「近い未来の正規雇用のお手伝い中」であると言えるのです。


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【 3、派遣スタッフ 】

 

では常勤勤務で「抵触日の3年」を迎えた派遣スタッフはどうなるのでしょうか?下記の選択肢があります↓↓

 

3ヶ月間空ければ、元の職場 (派遣先) に戻ることができる

 

② 派遣元から新しい職場を紹介してもらう

 

③ 自分で新しい道を開く(就職、アルバイトなど) 

 

 

上記について、派遣会社の現役社員として話しますと、「① 元の職場に戻る」は本人が希望しても、可能性は極めて低いです。

なぜならば、企業側は空いた穴を他の派遣スタッフか直雇用で埋めてしまうからです。

 

私たち派遣元も3ヶ月もの間、依頼されている派遣枠を空けとくわけにはいかないので当然、交代のスタッフを紹介します。 

 

派遣スタッフも、生活のために稼働しなくてはならないので、「②派遣元から新しい職場を紹介してもらう」といったケースがほとんどで、元の職場にもどることはほぼないです。

 

「ざんねんな派遣スタッフとは?」 

 

派遣スタッフによくいるのは、これまでいた派遣先で「自分にしかできない仕事をしていた、任されていた」とか「私が抜けるとあの部署(現場)はまわらなくなる」、「社員さんから戻って来てと言われている」などと、自分を重要人物と本気で思い込んでいるのです。

 

「勘ちがい」もいいとところで、今の時代の普通の仕事で「代わりがきかない」なんていうことはまずありえないからです。

総理大臣だって代わりますからね。

 

又、紹介する新しい職場に不満を言ってくるスタッフが多くいるのも現実で、こちら側としても「だったら自分で探せば」となるのは当然と言えるでしょう。

 

派遣会社としてはいけないことなのですが、私が密かに担当スタッフたちに伝えていることは「③自分で新しい道を開く」であります。

 

特に問題がないかぎりは「次が職場を紹介してもらえる」という安心感と甘えから抜け出してもらいたいのです。

 

「常勤派遣は危険と隣り合わせ」

 

派遣を利用している企業は必要がなくなれば派遣会社に1ヶ月前告知をすればいいんでしょ」と、思っているのが本音です。

コロナ過のような経済の浮き沈みによって、誰もが「派遣切り」に合う確率は高いのです。


 

【 4、ざんねんな派遣元(派遣会社) 】

 

リクルート系やテンプスタッフといった日本を代表する派遣元であれば、社員の質はもちろん、システムや福利厚生が良いのは当然です。

 

しかしながら国内の派遣会社のほとんどが中小企業で、働く社員も中途採用が多く正直、質が問われています。

福利厚生でも、スタッフ側の申請でようやく与えられるケースはよくあることで、有給があることを知らないスタッフはざらにいます。

 

【※6ヶ月以上稼働していたら有給日数を確認しましょう】

 

もちろんですが派遣元は、派遣スタッフさんたちが毎日どこかで稼働してくれているからこそ会社の継続、社員は生活ができているのです。

派遣会社にとってスタッフさんたちは、会社をささえてくれている大切な人材であるのです。

 

しかし残念ながら、全ての派遣会社がそのようには思ってはいないようです。

いわゆるスタッフさんたちを「商材」としか思っていない派遣会社、その内部社員がいるのは事実です。

 

「ざんねんな派遣元...」

 

残念なことに私の会社でも、派遣スタッフに対して「上から目線で、人あつかいしない」社員はおります。

 

スタッフからちょっとでもグチや文句を言われただけで、そのスタッフのランクを落としたり、仕事の紹介に不利になるようなこことを感情的になってやる社員がいるのも事実です。

 

「あなたは、心あたたりはありませんか?グチや文句は言うだけ損ですよ」

 

所属の派遣会社、担当社員とは、そうとうなことがない限りは「ビジネス」として接することをおすすめします。


他の「派遣会社の現役社員が教える」シリーズはこちらから↓↓

 



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先ほども言いましたが、国の考えと時代の流れは「派遣はあくまで一時的なつなぎ」であり、国が「直雇用を推進している」のであれば、これ以上に条件が良くなることはないと思っていた方がいいでしょう。

 

派遣で稼働していることを自分の「メリット」として、うまくに利用しているならよいのですが、「就職活動がめんどう」「この歳ではどこも雇ってくれない」など、すでにあきらめモードで、しょうがなく派遣でいることはおすすめしません。

 

「就活は覚悟をもって、期限を決める」決してあきらめないことです。

 

私の話にもどりますが49歳の時に会社が倒産して失業しました。

特別な職能や資格もないまま就職活動を手さぐりで始めて、間もなく就職しましたが、希望の職種ではなかったため就活は継続し半年後に最初の転職に成功、その2年後に現在の都内大手派遣会社に転職しました。

 

現在はミドル・シニア世代の同じような境遇にいる皆さんの役に立ちたく、週末はこの執筆活動、情報を発信しております。

 

失業当時から2度目の転職まで、約20サイト以上に登録、約200社以上に応募してます。

 

「できる限り多くのサイトに登録、できる限り多くの会社に応募する」というシンプルな方法をくり返すだけです。

とにかく数を撃って「オファーを待つ」のです!

 

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