【ブログTOP】>【50代からの一人ゆる旅】>「椿山荘/雲海」#16

2020年から始まった「椿山荘東京、庭園」の「雲海」を体験してきました。
あまり知られていない、この庭園への入園・雲海体験方法を紹介します。
東京のど真ん中で体験する「雲海」はまさに雲の中、神秘的な体験です。
視界のきかない「雲海」の中では、思わず子どもにもどってはしゃいじゃいそう!
気になっていたけど、まだ行ってない方は、是非このブログで事前チェックをおすすめします。
東京メトロ有楽町線、「江戸川橋駅・1a出口」から坂道を上り、徒歩約15分で正面入り口に到着します。
国内外の富裕層、ビップご用達の「格式高き由緒ある高級ホテル」なので、それなりの格好をして行くことをおすすめします。
ちなみに私は、いつもよりちょっとおしゃれな私服で行ってきました。
↑上写真2、正門から敷地内に入ると、正面に全体図があるのでチェックしよう!
【ここから、入館方法です↓ 】
※注意:基本的に「雲海」だけの目的では「入館(入園)」はできませんので、必ず館内施設(ラウンジやショップ)を利用してください。
1、特に予約などの必要はありませんが、日中の宿泊客が少ない12~15時くらいをおすすめします。
2、正面から右側の「ホテル棟・エントランス正面入口」に進みます。
3、エントランス入口には、ドアマンが2名ほど立っているのが見えてきます。
4、ドアマンから、本日の利用目的を聞かれたら↓
①「雲海を見しに来ました。その前か後に、ロビーラウンジ(ル・ジャルダン)でコーヒーをいただきます」、又は
②「雲海を見しに来ました。帰りにショップで、雲海スイーツをお土産に買います」
など...と、答えてください。
館内の利用目的を明確に告げてください。気持ちよく入館させてくれます。
③特に聞かれなければ、そのまま入館しても大丈夫です。
※お約束→ 入館中や退館時に、館内施設利用の証拠を求められることはありませんが、マナーとして必ず利用をしてくださいね。
ホテル棟・エントランス入口を入ると、フロントロビー3階になります。
入って正面にある、↑上写真の、超ステキな階段で1階まで下りましょう!
ちょっと富裕層きどりで、1階まで下りてくると「庭園入口」です。
早速、庭園に出てみましょう!
庭園に出て、一本道を進んでいくと、まず「弁慶橋」を渡ります。
ここで注意!「雲海」が見れるのは、
11時10分~15時40分までが、各時間30分毎(10分と40分)
16時~21時45分までが、各時間15分毎(00分、15分、30分、45分)
「大雲海」は、早朝と22時以降なので、宿泊客用となります。
さらに注意が、5月21日~6月27日の間の、ほたる沢で蛍が見られる時期は、雲海は中止するとのことです。
もう間もなく「雲海」が始まりますので、「弁慶橋」のすぐ右手にある「チャペル」の上で待ちましょう。
始まりました。
約3分間の「雲海」の体験です。
あたり一面から、真っ白な雲が広がり始め、下の歩道部は、ほぼ「雲海」に包まれます。
下に見えてた、人たちも雲に包まれて、見えなくなってしまいました。
↓下の写真は、歩道に降りて違う角度からです。
「雲海」は山側の広範囲から吹出し、「アッ」という間にあたりを雲で包みこみます。
「雲海」の中での視界は、わずかに1mほどなので、まわりに人がいる場合は危ないので、雲が引くまでは動かずにいましょう。
↓ここからは、「雲海以外の見どころ」を紹介します。
↑上写真は、日本庭園の一番右側に位置する「五丈滝(ごじょうだき)」です。
この滝の左側には、ちょっと分かりにくい「滝の裏側」に入れる場所があります。
みなさんも、ぜひ入ってみましょう。↓
上の写真1、滝の左側にある、階段を上ってみましょう。
上の写真2、少し進むと、「滝の裏側」に入れる入口が見えてきました。
ちょっと分かりにくいところにあるので、誰もいませんね。
↑「五丈滝(ごじょうだき)」の裏側にやってきました。
穴場的な、パワースポットですね。
「雲海」を見に来たら、ここにも立ち寄ってくださいね。
通路の向こう、左側は建物の入口、右側はチャペルにつながっていました。
こんどは、山側に行ってみましょう。
椿山荘・東京の庭園は、かなり広いですね。
山側のいちばん上には、三重塔「圓通閣(えんつうかく)」が待ってます。
大正14年に広島県からこの庭園に移築されたそうです。
「国登録有形文化財」にも登録されいます。
上の写真2、「白玉稲荷神社(しろたまいなりじんじゃ)」も同じく、大正14年に京都からここに移築されたそうです。
このあたりから、すごく「由緒ある庭園」であることに、さらに気づかされました。

「雲海」が始まりました(日中は30分ごと)。
今度は山側から見下ろしてみました。
なんとも幻想的な、景色が広がっていきます。
ここで一句。私が読みました。
「雲海で 少年の君 よみがえる」
この句は、雲海の中で思わず、子どものようにはしゃぎたくなった気持ちをうたいました。

庭園を、時計の逆回りに歩いて、山を下ってくると「御神木」見えてきます。
樹齢約500年の椎(しい)の木です。
「東京大空襲の大火の中も生き抜いた」と書かれています。
まさに「パワースポット」です。
椿山荘庭園では、各所見どころに説明看板があり、QRコードを読み取ることで「オーディオガイド」を聞くことができます。
今回、「雲海」を見に来て感じたことは、ここ椿山荘・東京は歴史深き「格式高き由緒ある高級ホテル」であることを実感しました。
始めは「雲海」目的でしたが、庭園内を歩いているうちに、神秘的な何か不思議な力が、自分にも宿った気がしてきました。
そんな気持ちで訪れてみてはいかがでしょうか。
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