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もうどうしても耐えられない、いられる状況じゃない....などの様々な事情があっての40代後半、50代の退職失業。
人によっては「会社にしがみついてきた自分が恥ずかしい、情けない」と思い退職される方もいます。
多くの人が再就職なんてもう絶対できないとあきらめてしまうようです。
「もう何十年も就活なんてしてないし、今さらどうすればいいの?」と思ってしまいますよね。
私も実際にそうでしたから痛いほど分かります....でも始める前からあきらめないでください。
続ける覚悟と、変わる勇気があれば必ずチャンスはやってきます。
※今回は「ちょっとした変化」で簡単にできる方法をアドバイスします。
◆目次/40代・50代からの就活に失敗しないポイント◆
1、自己アピールでは「過去の実績」より「50代の私ができること」で勝負する
2、「コミュニケーション能力」と「クレーム対応はおまかせ」をアピールする
3、自分の顔と姿を鏡で毎日チェックする。自分をカッコイイと思うまで自分を変えていく

【1、自己アピールでは「過去の実績」より「50代の私ができること」で勝負する】
私は現在、都内の人材派遣会社に正規雇用で勤めており、応募してくる派遣スタッフさんたちの採用面接と企業への紹介を行っております。
派遣先業種が多種多様なため、年齢も20代から60代と幅広く来られてます。
同世代や先輩シニアの方には大企業で活躍していた方も多くいます。
この方たちは決まって、経歴に過去の会社で自分のしてきた実績をずらずらと書いてます。
しかしこれ、「はっきり言ってほとんど見てません」。
こちらからすると、ただのおやじの自慢話でしかないんです。
こちらが知りたいのは「過去に何をしてきたかより、これからあなたができること」なんです。
50代以上のシニア年代に過去の成功談より「失敗や挫折」から得た経験をリスク回避に役立ててほしい、若い世代に伝えてほしいのです。
なにも今から営業に出てバリバリやってほしいとは思っていないのです。
私たちは「ぐちや不満を言わないまじめに働く」世代であり「24時間働けますか」のモーレツな残業時代を生きてきました。
世間でもその印象はまちがいないでしょう。
20~30代には頼みにくい急な時間外の対応や、担当外の仕事でも気持ちよく引き受けられることなどの柔軟性をアピールすると、よい印象がつくのは間違いありません。
【5.「コミュニケーション能力」と「クレーム対応はおまかせ」をアピールする 】
企業側が採用選考時に重視する要素として上位にあるのが「コミュニケ―ション能力」です。
では、転職する側はどう思っているのか?
リクルートが行った調査でとても興味深い、なんとも奇妙な結果があるので紹介します。
日本とアメリカを含む、8か国のビジネスマン6千人に「転職に関して一番重要視することは何か」の質問に対して、日本以外の7か国では「高収入、充実した福利厚生」と答えています。
まー、当然ですよね。
しかし、それに対して日本人だけが「職場での良好な人間関係」と答えているのです。
なんか分かるような気もしますね....
今、日本人は「人間関係を円滑にしたい、コミュニケ―ションをとりたい」という「やすらぎ」のような欲求が求められているのです。
では今さらですが「コミュニケーションってどうとるの?」という方のためにアドバイスです。
コミュニケーションとは「あなたが周りの相手に合わせてうまくやりとりしていく」とういことではありません。
相手があなたをどう見てるかが肝心なんです。
下で解説 ↓↓↓

◇ 50代からのコミュニケーション3つの要点 ◇
【1、周りの人に配慮ができる 】
これは京都大学の藤井聡教授の著書の中でも「他人に配慮ができる人は信用されやすく運も良い」と述べられてます。
「自分のことばかり考えていて、目先の損得しか関心のない人は、周りの人から協力を得られない」ということです。
【2、笑顔で表情がゆたか、いつも上機嫌である 】
言うまでもありませんが、40代50代世代には「不機嫌そうにしている人」がほんとうに多いです。
テレビでもおなじみの明治大学の斉藤孝教授の著書に ‟不機嫌は罪である” という本もあるくらいで、不機嫌にしているだけで周りの人に不快感を与え迷惑を掛けているのです。これだけでもうほんとうに罪ですよね。
【3、話の聞き役にまわる、お礼や感謝の気持ちを伝える 】
「聞き役にまわる」ですが、「自分の話ばかりする人ほど嫌われる」のは間違いないのですが、40/50代の男性となるとさらに嫌われます。
以前に、「聞く側に回って大きな成果をあげた営業マン」の話を聞いたことがあります。
その営業マンが訪問したお宅で、ご婦人のアフリカ旅行をした時の話を長々とただただ聞いてあげていたそうです。
数日後に、その婦人からその営業マン宛に会社へ注文がきたそうです。
その時に婦人はこう言ったそうです「なんてお話しが上手な方でしょう。買いたくなりました」と...
その営業マンが言うには「話はほとんどしてなく、最後に3分ほど商品説明をしただけだ」と言うのです。
どうゆうことかと言いますと「話せるだけ話せて、それを聞いてくれて大満足」だったんです。
人は「自分のことを話したくて話したくてたまらない」のです。
そして、それを親身に聞いてくれる人が大好きなんです。
そして「お礼や感謝の気持ちを伝える」ですが、ふだんから自分の周りの細かいことにも感謝して「ありがとう」を言う。
そういうふだんからの振る舞いが「あの人に頼もう」とか「あの人も呼ぼうよ」など周りの人から近づいてきてくれるのです。
【3、自分の顔と姿を鏡で毎日チェックする。自分をカッコイイと思うまで自分を変えていく】

私は50代も中ばになりましたが今でも毎朝、鏡の前で顔と髪型、身なりのチェックは欠かさずしております。
歯磨きと同じように習慣化しており、休日ももちろん365日チェックしてます。
面接に来る私と同世代の50~60代男性の5割以上の人が顔や髪型、身なりの手入れと顔の表情を「ほったらかし」の方がほんとうに多いです。
この世代の男性は自分の顔や服装にあまり興味がないのです。
自分が知っている「自分の顔」も5年くらい前の顔で、鏡に映した現実の自分の顔を見て驚く人も多くいます....これほんとうです。
髪型や身なりを整えて笑顔で表情を豊に、背筋を伸ばして上機嫌に振るまえば、周りから自然と「あの人に頼もう」とか「あの人も呼ぼう」など周りの人から近づいてくるようになります。
「かっこいい大人の男」であることは周りに良い影響を与えて「社会的貢献」でもあるのです。
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