【選任弁護士と管財人弁護士】

#33 当時、私自身の経験から分かったこと。相談者さんたちから聞いたこと。紹介をした弁護士の対応はどうだったのか。などをこちら側の視点から知れたこと、注意すべき点をお話ししております。

私が代理人弁護士として依頼した事務所は当然ですが「倒産専門」だったからです。正確に言うと「倒産を専門にした弁護士が所属していた」です。以前に相談者から地元の知り合いから紹介された弁護士に依頼したところ、何の計画もなしに、いきなり銀行に受任通知(介入通知)を出してしまった為、大変なことになった話を聞いたことがあります。....

インターネット上に山のように存在する弁護士事務所のホームページ。依頼先を決めるのも一苦労です。HPがしっかりしている上位に表示されてる事務所は依頼数も多く断られることもよくあると聞きます。依頼先弁護士との一番最初の相談では、多くの相談者は決算書を見せて、こう聞くそうです「なんとかならないでしょうか」と。私もそうでした、、、この時点ではまだ数%の継続の可能性をさぐっているのです。...

会社を倒産させる場合、最低でも二人の弁護士とかかわらなくてはなりません。一人目は破産代理人弁護士と、もう一人が管財人弁護士です。この両者には大きな違いが二つあります。一つ目は代理人弁護士は自分で専任できることです。代理人弁護士は倒産実行前の相談から債権者集会終了まで、温かく見守ってくれるイメージを持っていいでしょう。....

私の相談者には「粉飾決算」をしている方が多くいます。経営者でない一般人はこれを「脱税」や「売上げ金隠し」など悪いイメージがあるようです。しかしそうではなく、業績が苦しい小規模企業が銀行からの「運転資金」追加借入れをしやすくするために業績をよく見せる為のケースががほとんどです。在庫を多く計上する方法と売掛金を増す方法はよく聞きます。税金も実際より多く払っている場合があります。上記のような「粉飾決算」をしていた場合「ばれたらどうしよう、管財人に叱られる、免責ができなくなる…」などと思ってしまいます。普通ならば。....

「管財人弁護士」は「申立て代理人弁護士」とは違い、当然ながら自分では専任することができません。会うまではどんな人か分からないのです。しょうじき「優しい人だといいんだけどな」など思いながら、ご対面までは少々どきどきしてました。負債総額が1億円未満の場合は比較的若い年齢(20~30代)の弁護士さんが選出されているようです。私が依頼(専任)した代理人弁護士さんはとても若く当時30歳でした。この時、...